9. AIでまかなえない、発音の不思議な世界
こんにちは、Takuyaです。
今日は、
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AIでまかなえない、発音の不思議な世界
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です。
英語を勉強していると
間違いやミスはつきものですが
ミスには2つ
1.自分で気づけるミス
2.気づきにくいミス
があります。
文法や単語などのミスは
答え合わせをすれば
自分で間違いに気づきやすい。
そして
発音は気づきにくいミス
と言われてきました。
しかし
それはゆっくり変わりつつある
僕はそう思います。
特に
単語レベルの発音では
有料でもAI添削アプリを使えば
精度はさておき
ある程度、自分の発音が
できてるのかに気づける
ようになってきたんです。
ただし…
これには
まだ皆さんが、全く
気がついていないかもしれない
『落とし穴』があります。
それは、
『気づきに依存』して
今後も自分で発音を
直せなくなる状態です。
「気づかせてもらえればいいや」
と気づかせてもらうことに頼りすぎると
見事に自分の耳で
自立して、気づけなくなります。
英会話の最中に
添削アプリは隣にいませんので
最後の最後、自分の発音の癖に
その場で気づき、直せるのは
自分の耳しかないんです。
添削アプリがあるからいい、と
自分が自分の耳で気づこうとする
発音の練習をしていないと
いつまで経っても
英会話をするときに
自分が、自分の耳で
発音の癖を聞き取れないので
自分で、違いはわからない
癖に気づけない、直せない
ということが起こります。
なので、
僕が発音の添削をする時は
『生徒が自分の耳で
気づく発音力をつける』
ことを目的として
長期的に、添削に
依存しすぎなくて済む
添削スタイルを
僕は心がけています。
そこで
今回は皆さんに
普段僕が添削時に伝えることを
1つ、シェアしますので
よかったら参考にしてください。
それは
『音を発する』より
『自分の音を聴く』方に集中する
ことです。
口の形を意識することも
大切ではありますよ。
しかし
そればかりになると
自分の口から発した音が
言いっぱなしになると
全然、聴けていないんです。
もっと『聴いて』
できてるかどうかに
気づこうとする意識が一番大切!
本来、発音の改善は
自分の耳を良くする作業です。
今、聞いて分からなくても
まじで聴きまくれば、気づけます。
僕が、まさにそうです。
聞き取れない、発音が通じないから
聞いて、分析して、直して
それを10年以上続けて
今の発音や、歌唱力へ変わりました。
なので、
普段から発音を良くしたい方は
『発する』より『聴く』に
もっと意識を向けてみてほしい。
ただし
始めは、聴くだけでは
全く気づけないことも多いので
だからこそ、
日本人である僕のような
『発音解説』はきっと役に立ちます。
皆さんと同じ
生まれも育ちも日本人で
batteryすら
聞き取ってもらえなかった
生きた人間が
自分の人生の16年間を使い
音を分析し、発音を直して
皆さんと同じ目線から
教えてきたからこそ
僕の発音解説には
価値があると考えています。
僕のこれまでの
コンテンツを見て
気づけることもあると思うので
よかったら、ぜひまた
振り返ってみてください。
ちなみに、余談です。
上手な歌手は自分が歌いながら
自分の口から出る音に
聞き耳を立て続けながら、歌います。
あれ、聴いてるんですよ、歌いながら。
だから、上手いんです。
歌い手でもあり、聴き手でもあるので。
何かを伝えるにしても
発しよう、発しよう
そればかりでは、伝わらない。
『どう受け取ってもらえるか』
受け手側で考えて
初めて、よく伝わりますね。
発音も、ある意味、一緒だという話でした。
なお
発音を自力で上手くする方は
大いに、歌の素質もあると思います。
実は、音の分析と反省という面で
やることは同じになるので。
今日も、読んでいただき
ありがとうございました。
次回は
『Takuya英語の音声プレゼント』です。
ぜひ、お楽しみに。また、更新しますね。
Thanks for reading!
Takuya